Archive for the ‘from tutor 講師より’ Category

MAREUNROL’S

Matie Mastina and RolandsPeterkops

ピクチャ 5

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ピクチャ 11

ツ黴?

昨日、ここのがっこうのアドバンスコースに来日中のMAREUNROL’Sのデザイナー、Matie Mastina and RolandsPeterkopsに来てもらいました。彼等は昨年のイエール国際モードフェスティバルにて、グランプリをとった2人です。

ツ黴?

http://www.mareunrols.com/

ツ黴?
ファッションを様々なアプローチを通して表現していきたいとの事。ビジュアル表現のレベルの高さがすばらしいです。
全体の空気感を含めたファッション表現という本来のファッションデザイナーが持つべく能力を持ち合わせているように思った。

これからのファッションデザイナーにとって、このような表現方法はいばらの道にも思えますが、ファッションの可能性をもう一度考え、挑戦していく事が、今後のファッション全体の課題であり、魅力なんだと思います。

フィルムを見せてもらったり、ここ生の作品にコメントを貰ったり。充実した時間でした。
いろんなデザイナーがいて、ファッションが面白くなる。ファッションは衣料品業界のみではない。
もっともっと、生々しく自由であるべき。普通ではないところからも、また新しい生き方が生まれればいい。

ツ黴?
マウレンロール

Thank you very much for coming coconogacco.
We enjoyed so much and your work is very impressive!

best wishes

yoshikazu yamagata





Lee

彼の作品から感じるもの。それは一言でいうと“夢”なのではないか。

ファッションに夢を感じる。彼はずっと夢を与えて来た。

それは、現実から離れ非現実の世界にトリップ出来るもの。
ファッションを志すもが一度は憧れる、夢見る世界。

それもファッションの大いなる魅力であり力。
こころと身体と社会を結びつける役割としてのファッション。

当たり前のように人は人間そのものに絶え間ない興味を持ちつづけ、
身体を演出する事への情熱も果てしない。

その対象として身体があり、
その可能性を具現化するものがファッションであった。

究極の身体を母体とした装飾美。身体を母体とした究極の美の術。
彼は世界でも数少ないその術を持ち、
人々のその究極体の美を見たいと思う欲望に答えていた。

夢を与えていた。
そして僕も与えられた一人だった。

最近そのような意味での、ファッションに夢を感じる事が少なくなって来たのではないか?

ファッショナブルなデザイナーは沢山いる。

現実の中での、そして現実逃避したくなる日々に、
ちょっとばかしの夢と、ちょっとばかしの幸せに、楽しく生きていくための服は沢山ある。
それはすばらしい事だと思う。

しかし彼のような、究極なまでの身体表現が出来、人々に夢を与えるデザイナーはほとんどいない。

僕が若い頃、
ファッションそのものから可能性を感じ、夢を抱き、感動した。

その中の一人が彼だった。
数年前、ほんの少しだけ、彼のコレクションの手伝いに狩り出された事がある。
ショーの何日か前。もう彼はパリに経った後だった。

へたくそな僕がチクチクとショーピースを縫った。
正直、その時はこれでいいのか?と思っていた。

しかし、後日ショーの写真を見たとき、衝撃的だった。
美しかった。

マックイーンマジック。

僕は思った。これがマックイーンなのだと。

彼はすべてを夢の中に引きづり込み、美しくする術を持っていた。
多くに人に感動を与えたに違いない。
まさしく“美術”だった。


ファッションへの夢。

大切なものを学びました。
これからも忘れてはいけません。

そして、僕たちは伝えていかなければいけません。

ありがとうございました。

山縣





かべ

みなさんこんにちは
アドバンスコースの担任の坂部です。

みんなと一緒に授業を進めてまだそんなに長くはないけど、
もう半分は過ぎていると思うと早いです。
そこで僕が感じたことを言っておきたいと思いました。

僕がまずみんなに対して思ったことは おそらくデザイナーになるための
クリエーションの才能はほぼ全員違った形ですがあると思います。
まだまだ小さな光だけどその中にもとても純粋な個性を感じられます。
それを辛抱強く育てていくことが大事なんだと思ってます。

ただファッションもしくは色々な分野でのクリエイションをやっていくうえで大事なことの一つが、
いろいろな壁にぶつかりそれを乗り越えるという作業を繰り返さなければならないことです。
これは意外と難しくてだから本当のクリエーターになれる人は少ないと思ってます。

なぜかというとやはりクリエーションをするうえで最も大切なことが、
繊細にいろいろなことに耳をすませるということで、色々なことに敏感で鋭くなくてはならないので
つらいことが起こった時に壁を乗り越えなくてはならない。

けどそこで強くなって、自分の中で殻を作ったり、
つらいことが起きた時鈍感になってはいけないからだと思います。
つらいことが起こるたびに、人一倍傷つき、苦しみ、悲しくなって、
それを耐えて乗り切っても、それによって強くなってしまうわけではなく、
また次につらいことがあってもすべてを受け止めて、
さらに傷つき苦しんで、永遠に壁を乗り越えつつ繊細でいることができるかどうかだと思います。
それがすごく難しいバランスであって、
やはり人によっては傷つき、ドロップアウトしてしまったり、
人によっては強くなっていっていろいろなことに鈍くなってしまったりすることもあります。

なのでみんながクリエーションを人に見せるというだけで、
本当は繊細な部分を人に見せるということで大変な勇気だと思いますし、
ましてやそれについてコメントされるということは本当に怖いと思います。
純粋にクリエイションと向き合った人ほどその作品は生の自分であり無防備な状態だと思います。

ただこれはここのがっこうのことだけではなく、
ファッションの世界の縮図が行われていると思ってください。
これはクラスの一つですがここを乗り越えると多くの違う場面で壁を乗り越えられるようになります。

ここのがっこうでの教育は、そのように世界のどこに行っても通じるような気持でみんなと向き合っています。
このがっこうでの一歩一歩がすべてみんなのデザイナー、クリエーターに
なるために必要なことで、ある意味ここのがっこうでのことで傷つきあきらめてしまうと、
それも未来のみんなの壁にぶつかったとき乗り越えるのが難しくなってしまうと思うのです。
だからとにかくあきらめずに最後まで作品作りを続けてほしいと思います。

やり遂げることが何よりもつぎへの一歩につながると信じています。

坂部





Howard Tangye


ツ黴?

今日、style.comを見ていたら、、トップに出ていたイラストが目に入り、

かっこいいなと思って、そしてなんか見覚えがあるとおもって調べてみたら、、。

やっぱり!嬉しくなりました。

ツ黴?

セントマーチンズ時代の僕の先生、ハワードタンゲ。

何十年もセントマーチンズのBA主任をしていて、もうおじいちゃん先生です。

今はもう現役とはいえないかもしれないけど、ガリアーノと仲が良く、昔はDiorやGallianoなどにイラストを提供したりしてた人なんです。

ツ黴?

僕がファンデーションコースの頃、ファッションコースの校舎のエントランスにハワードの絵が飾ってあった。

その数枚の絵がとてもかっこ良くて、その頃僕はインタビュー前でまだ大学に入る前だったので、

いつもそこを通るたびに立ち止まり、なんだかそれらの絵をあこがれのような目でいつも眺めていた。

ツ黴?

僕はハワードが好きでした。けどハワードから何を教わったかと聞かれると、よくわからない。

けど、いつもにっこりとやさしく、そしてセンスを感じた。セントマーチンズのファッション科にいっていた生徒、特にウィーメンズクラスの生徒は自然と彼から何らかの影響を受けていると思う。ファッションイラストレーターのJulie Verhoevenもその一人。

ツ黴?

ただそこにいるだけで、学ぶ先生って学校に一人はいますよね。なんかそうゆう先生だった。

ツ黴?

山縣

ツ黴?

http://www.style.com/
http://www.style.com/trendsshopping/stylenotes/020410_Fall_Preview/





ヘルシンキスクール

フィンランドにあるヘルシンキスクール。

ヘルシンキ芸術デザイン大学から選りすぐられた学生、卒業生、教師からなる写真家のグループだそう。

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現在50名ほどの写真家が属するヘルシンキ・スクールは、
写真家のティモシー・パーソンズが講師としてヘルシンキ芸術大学で教壇をとるようになってから始まったそうだ。

講師は学生の個性や発想を尊重し、各自の創造的なアイデアを具体化させる方法が取られるという。

白夜の環境下のフィンランドで生まれたこのグループは光に対する独特なアプローチを持ち、そしてどこか田舎臭く懐かしい写真が多いように思う。


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卒業後も学校と交流があり、定期的にベルリンや世界各地のギャラリーにて展示会が行われる。

教育から関わり、長い時間をかけて生徒と関係を持ちながら、
社会性を踏まえた発表の場を作り、このような形で世界で認知されている学校、グループは世界にもそうないのではと思う。


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ヨーロッパの地方都市から生まれた、決してメインストリームではない小さな学校が、
自らの環境を通して映し出された作品を通して世界へと評価されているのは、とても理想であるしこれからの目標でもある。

ファッションにおいても、日本の環境を踏まえた上でのオリジナリティのある教育現場や方法、発表形式、提案をしていく事がこれから求められていると思う。
まず日本の中での、そして世界においての”ここのがっこう”の特殊性を打ち出していかなければならないと強く思う。

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その特殊性は僕だけではなく、“ここのがっこう”に関わるみんなで作り出していければと思う。
けど僕の舵取りも重要だって事ももちろん認識しています。

日本での“ここのがっこう”の役割は、ファッションにおいてのクリエーティビティに特化した場所。
そして自由にファッションを表現出来る所。けどダサイのはやだけど。
時にへんてこりんなもので暴走してもいいと思う。
講師や生徒のクリエーションが混ざり合う環境にしたい。
どこかはぐれものや、一般の方を教える教育に窮屈さを感じている人にはうってつけの場所にしたい。もちろんはぐれていなくてもいいんだけど、、。
そしてファッションが好きな人、興味のある人、真剣な人、やる気のある人に集まってほしい。
ファッションに関してああだこうだ議論出来る場所であってほしい。いろんな人がふらっと来る場所にしたい。たまには外国の方も。
そうゆう人たちにとって心地いい場所にしたい。そして世界に発表していければ。
そんなこんなでファッションを更に好きになってほしい。

こんな思いで始めた“ここのがっこう”。今は試行錯誤の連続です。しかしやるべき事も見えて来ています。
“ここのがっこう”の特殊性,理想と理念。それを具現化するためのアイディアはすこしづつ出て来ています。また今度ちょっとずつお話しさせて下さい。

山縣

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http://www.helsinkischool.fi/

写真はアーティストたちの作品





こどものつづき

この文章は、今から3年前、僕が玉井とwrittenafterwardsを立ち上げる少し前に書いたものです。
ふと思い出したので、また掲載しました。少し恥ずかしく、かゆいですが、根本的な思いは変わっていないです。

そしてこれからもずっとこの気持ちを大切にしていきたいと思います。

ツ黴?

こどものつづき

ものづくりの背後に、人間の生々しさを感じる事が大切。

子供が描いた絵を見てふと気づく事。真正面から、ぶつけている感情。
どうやら僕ら大人はどんどんその感情を忘れてしまうらしい。

ものづくりをしていく大人たちに大切な事は、自分自身の感情で考え、
責任を持って行動して生きていく事だと思う。
そこがこどもとちょっと違うところ。

なんだかファッションでは特に自分のペースで生きていくことが
大変難しいようで、自分を見失いがちだ。
しょうがない事だらけの世の中で大切なことは、自分たちらしい
生き方を見つけ出し、心地よい環境を作っていくこと。

大人もこどものつづきとして捉え、
感情のつまったものづくりをしていけたらと思う。

山縣

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絵は玉井の子供時代のものです。